今回は中学校の学級経営のコツ〜学級通信の書き方〜について、お話ししたいと思います。
中学校の先生でも学級通信を書くべし!
小学校の先生は、学級通信を発行しているイメージがあります。
朝の学活から、帰りの学活までの1日ずっと児童と一緒にいるので、
「書くこともたくさんあるでしょう!?」と思いますよね。
「毎日2号以上出している。」という話も聞いたことがあります。
「中学校だから、学級通信なんて、必要ないよね。」
「他の仕事で忙しくて、それどころじゃない。」
「学級通信ってたくさん文字書かないといけなよね?」
学級通信には必ず○○を入れるべし!
私の学級通信には、写真が必ず入っています。
教員になりたての頃は、最近のクラスの様子、嬉しかったことなど、全て文字で、ぎっしりと書いて伝えていました。
ある日、先輩のママさん先生に、
「親って一番写真をみて、子どもの様子を知るんだよね。写真を載せてくれると嬉しいし、様子もわかるよ。」
「だから、私の学級通信はいつも写真が7割くらい。先生の学級通信は、文字がぎっしりで思いが伝わるけどね〜」
と言われたことがあったんです。
その時は、『そっか!!!!」と衝撃を受け、気づかされたことを覚えています。
それ以降、私の学級通信に写真が入らない日はありません。
学級通信のレイアウトの工夫
私の学級通信は、5割が写真です。
どんな写真を載せているか、というと、
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普段の学校生活でシャッターチャンスを逃さないように、常にカメラを持ち歩いています。
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日々の生活の中にはいろいろな題材があります。
先生たちの感想や思いを書くことも大切ですが、保護者が知りたいのは、「生徒の様子」です。
活躍している生徒などを取り上げてあげるとよいでしょう。
学級通信を出す頻度
学級通信を毎日出す先生方、本当にすごいなあと思っています。
なかなかの授業数をもっていると、毎日出すには相当な努力が必要です。
200号も出す必要は全くないです。
私は無理なく続けられることが何よりも大切だと思っています。
学級通信を執筆したら・・・
実際に学級通信を書いてみたら、管理職の先生や学年主任の先生にみてもらいとよいでしょう。
教員になったばかりの頃は、よくみてもらっては、たくさん赤で修正されていました・・・(笑)
自分では書いていて気付かない誤字・脱字があることもありますので、ぜひ目を通してもらいましょう。
また、同じ学校に、学級通信を書いてらっしゃる先生がいたら、参考に見せてもらいと良いと思います。
「どんな内容で書いているのか。」
「写真はどんなものをつかっている?」
勉強になることも多いです。
最後に
私が尊敬する大先生に、「誰のために学級通信をだすの?」と聞かれたことがあります。
生徒? それとも保護者?
私は、今保護者に向けて、学級通信を書いています。
学級通信の一番下の欄に「保護者のみなさまへ」という欄を作り、保護者の方へメッセージを2、3行書いています。
また、タイトルの決め方ですが、個人的には短くて、インパクトのあるものがいいなあと思います。
生徒から募集することもあります。
今回は学級通信の書き方についてお伝えしてきました。
次回も中学校の学級経営のコツについてお話ししていきたいと思います。