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中学校の学級経営のコツ 〜学級通信の書き方〜

今回は中学校の学級経営のコツ〜学級通信の書き方〜について、お話ししたいと思います。

 

若いネコ
学級通信を書く時間がない!
悩めるネコ
学級通信ってどうやってかいたらいいの?><
というようなあるあるなお悩みにお答えしていきたいと思います。
ではいきましょう〜♪

中学校の先生でも学級通信を書くべし!

小学校の先生は、学級通信を発行しているイメージがあります。

 

朝の学活から、帰りの学活までの1日ずっと児童と一緒にいるので、

 

「書くこともたくさんあるでしょう!?」と思いますよね。

 

「毎日2号以上出している。」という話も聞いたことがあります。

 

「中学校だから、学級通信なんて、必要ないよね。」

 

他の仕事で忙しくて、それどころじゃない。」

 

学級通信ってたくさん文字書かないといけなよね?

 

そう思う中学校の先生は実際に多いと思います。
私の働く中学校でも、学級通信を出している先生は全体の3割くらいです。
それではなぜ、学級通信を書く必要があるのでしょうか。
中学生になると、小学生の素直だった頃とは違い、生徒は保護者に授業のこと、友達のこと、今、取り組んでいる行事のことを
家で話さなくなる傾向があります。
「せっかく書いても親に出さなかったら意味なくない?」
とお思いになるかもしれません。
私は今までの教員生活の中で、「やっぱり、学級通信を書いていてよかった。」と思うことはあっても、
「やっぱり書かない方がよかった。」と思ったことは一度もありません
なぜなら、保護者の方から、
「うちの子は何も話さないから、学級通信をカバンから見つけて、学校の様子を知っているんです。」
「うちの子は何も見せなかったけど、クラスの子に学級通信のことを聞きました!見るようになりました!」
「学校の様子を詳しく知ることができて、子どもと話す話題がたくさんできました。」
と感謝の言葉を言われることが多かったからです。
学級通信は、学校と家庭をつなげる必須アイテム!
学級通信を書く気持ちがおきてきましたか?
次では、簡単に書くためのコツをお伝えします。

学級通信には必ず○○を入れるべし!

私の学級通信には、写真が必ず入っています。

 

教員になりたての頃は、最近のクラスの様子、嬉しかったことなど、全て文字で、ぎっしりと書いて伝えていました。

 

ある日、先輩のママさん先生に、

 

「親って一番写真をみて、子どもの様子を知るんだよね。写真を載せてくれると嬉しいし、様子もわかるよ。」

 

「だから、私の学級通信はいつも写真が7割くらい。先生の学級通信は、文字がぎっしりで思いが伝わるけどね〜」

 

と言われたことがあったんです。

 

その時は、『そっか!!!!」と衝撃を受け、気づかされたことを覚えています。

 

それ以降、私の学級通信に写真が入らない日はありません。

 

学級通信には必ず写真をいれるべし。

学級通信のレイアウトの工夫

 

 

私の学級通信は、5割が写真です。

 

どんな写真を載せているか、というと、

  • 運動会や合唱祭の練習の風景。
  • 普段の授業や話合い活動の様子。
  • 賞状を撮ったときの集合写真。
  • 何気ない給食の様子。

 

普段の学校生活でシャッターチャンスを逃さないように、常にカメラを持ち歩いています。

 

日々の生活で写真をとることを習慣化すると生徒も喜びます!
写真を配置したら、次は文章です。
ちなみに、私は学級通信を平均15分で書いています。
文章で書くことは

 

  • クラスの様子。(よいことが9割、課題など1割)
  • 行事への取り組みの様子。
  • 行事後のクラスの頑張ったところ。
  • 委員会や係で頑張っている生徒の様子。
  • 生徒の作文。
  • 席替えの新しい座席表。
  • 長期休み前後の連絡。
  • 新しい委員会や係の発表。
  • 定期テストのアドバイス。
  • 行事前の生徒が書いた寄せ書き。

 

日々の生活の中にはいろいろな題材があります。

 

先生たちの感想や思いを書くことも大切ですが、保護者が知りたいのは、「生徒の様子」です。

 

活躍している生徒などを取り上げてあげるとよいでしょう。

 

いつも同じ生徒ばかりが注目されないように工夫することが必要です。

学級通信を出す頻度

学級通信を毎日出す先生方、本当にすごいなあと思っています。

 

なかなかの授業数をもっていると、毎日出すには相当な努力が必要です。

 

200号も出す必要は全くないです。

 

私は無理なく続けられることが何よりも大切だと思っています。

 

できれば2週間に1号、少なくとも1ヶ月に1号のペース!

 

 

学級通信を執筆したら・・・

 

実際に学級通信を書いてみたら、管理職の先生や学年主任の先生にみてもらいとよいでしょう。

 

教員になったばかりの頃は、よくみてもらっては、たくさん赤で修正されていました・・・(笑)

 

自分では書いていて気付かない誤字・脱字があることもありますので、ぜひ目を通してもらいましょう。

 

また、同じ学校に、学級通信を書いてらっしゃる先生がいたら、参考に見せてもらいと良いと思います。

 

「どんな内容で書いているのか。」

 

「写真はどんなものをつかっている?」

 

勉強になることも多いです。

 

 

最後に

私が尊敬する大先生に、「誰のために学級通信をだすの?」と聞かれたことがあります。

 

生徒? それとも保護者?

 

私は、今保護者に向けて、学級通信を書いています。

 

学級通信の一番下の欄に「保護者のみなさまへ」という欄を作り、保護者の方へメッセージを2、3行書いています。

 

また、タイトルの決め方ですが、個人的には短くて、インパクトのあるものがいいなあと思います。

 

生徒から募集することもあります。

 

今回は学級通信の書き方についてお伝えしてきました。

 

次回も中学校の学級経営のコツについてお話ししていきたいと思います。

 

中学校教員の空き時間の仕事術

 

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