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学年末のお別れ会にもおすすめ〜学級レクリエーションの秘訣②〜

学期末や年度末など、クラスのまとめをしたい時におすすめなのが、学級活動のレクリエーションです。

 

学級レクリエーションといえば、小学校でやるイメージが強いですが、中学生でもできる楽しいレクリエーション活動もたくさんあります。

 

今回は、学級レクの効果、やり方に触れながら、おすすめの学級レクをご紹介していきたいと思います。

 

目次

学級レクの効果的な場面

学級レクには、大きく分けて2つの効果的な場面があると考えます。

 

①クラスを盛り上げたい時

・アイスブレーキング的な要素であり、数分でのレクを行う

クラスが「元気がない」、「盛り上がらない」、「なんとなく雰囲気がよくない」時に有効

・「学級の雰囲気が軽くなる、明るくなる」という効果がある

②クラスの成長につなげたい時

・30〜40分くらいの長めのレクが効果的

・男女ペアになったり、4〜5人の班を作ったり、クラス全体が1チームになったり、チームワークが必須のもの

・「チームで何かを解決する」という目的を果たさせたい

「集団の中でのコミュニケーション(聞き方、伝え方、話し方)」、「集団の中で、相手を尊重することの大切さ」を身につけさせたい

 

学級として、場面に応じて、効果的に学級レクを取り入れいていくのがおすすめです。

 

盛り上がるレクばかりやってしまいがちですが、「クラスの成長につながるレク」を取り入れることも大切です。

 

「成長するレク」を取り入れることで、大体のクラスの問題は解決するといっても過言ではありません。

 

・「盛り上がるレク」と「成長につなげるレク」の使い分けをしよう。盛り上がることだけに重きを置かないで!

学級レクのイニシアチブは誰がとるか

担任をもっていると、生徒から「レクやりたい!」と言われることが多いと思います。

 

「じゃあ何やりたいかみんなで考えて!」と生徒に投げてしまいたい気持ちもよくわかります。

 

私も何度かそれをやり、失敗しました。

 

生徒に企画させると、時間がかかってしまうのです。

 

もちろん、生徒が企画して進めていく場合もあると思いますが、ここは担任がイニシアチブをとってどんどん進めていきましょう。

 

担任の先生が企画することによって、教育的効果も十分にあると思います。

 

レクのイニシアチブは、目的も明確になるので、先生がとりましょう!

5分でできるレク10選:盛り上がりたい時にどうぞ!

①伝言ゲーム(5〜6人グループ) オススメ度:★★★★★  ※オススメ度はお手軽度を指します。

・そのまま文章を伝える

・口パクで伝える(コロナ禍だと難しい)

・背中に文字を書く

・英語で伝える

・絵を描いて伝える(絵しりとり)

②イントロクイズ (5〜6人グループ) オススメ度:★★★★☆

・先生がイントロだけをかけ、生徒が当てる

・流行の曲と曲の準備が大変かも。

③who calls me オススメ度:★★★★★

・6人くらいが黒板の方を向いて、黒板の前に立つ。

・座っている生徒の誰かが自分の声とわからないように前の6人に話しかける。

・それを黒板の前に立っている生徒が当てる。

④〇〇しりとり(5〜6人グループ)オススメ度:★★★★★

・お題を与える。例:学校にあるものしりとり、国しりとり、食べ物しりとり

・制限時間内でたくさんグループ内でやりとりすることが目的。

・英語でやっても面白いです♪

⑤早口言葉選手権(5〜6人グループ)オススメ度:★★★★☆

・先生が指定した早口言葉を正確に早く言い切ったチームの勝ち。

⑥Draw pictures game(5〜6人グループ)オススメ度:★★★★☆

・先生が指定した絵を黒板に描く。

・1番最初に当てたチームに1ポイントあげる。

⑦人間知恵の輪 (7〜8人グループ)オススメ度:★★★★★

・内側を向いて輪になる。

・両隣以外の人と手を繋いで大きな知恵の輪を作る。

・隣の人以外と右手を繋ぐ。

・隣の人以外と左手を繋ぐ。

・絡まった人間知恵の輪を解いていく。

・早く解けたチームが勝ち。

⑧即席ビンゴ オススメ度:★★★☆☆

・3✖️3、多くても4✖️4のビンゴ

・果物ビンゴ、国ビンゴ、先生ビンゴ、なんでもよいのでお題を準備。

・長くても5分でできる長さのものを選ぶ。

・10人ビンゴが出たら終わりなど、終わりを決める。

⑨NGワードゲーム (3〜4人グループ)オススメ度:★★★☆☆

・一人一人カードを配る。

・自分のカードは見ずにおでこに貼る。

・グループの中で、その言葉を貼ってある本人に言わせたら、その人負け。

⑩新聞文字探し選手権 オススメ度:★★★☆☆

・生徒に新聞を1枚ずつ渡す。

・先生が言ったお題の文字を探す。

・見つけられたらその文字にマーカーを引き、先生のところにもっていく。

・本を読むのが得意な生徒が輝けるゲーム。

・新聞がない場合は、教科書でも代用可。

 

前回書いたレクの記事はこちら→学級活動の秘訣〜盛り上がるレクレーション〜

 

30〜40分かけて行うレク:成長につなげたい時にどうぞ!

①リサイクルペーパービルディング (5〜6人グループ)オススメ度:★★★★☆

・処分予定の紙を100枚程度、班分のセロテープを準備する。

・各班に20枚程度配布する。

・班で協力して、天井まで紙をどんな形でもよいので積み上げる。

・1番高く紙を積み上げれた班の勝ち。

※紙コップでも代用可。

②〇〇ライン (5〜6人グループ)オススメ度:★★★★☆

・バースデーライン:誕生日順にノンバーバルコミュニケーションを通して、クラス全員が並ぶ。

・他のお題でも応用が可能。

③共通点探しゲーム (5〜6人グループ)オススメ度:★★★★★

・グループの中全員に当てはまる共通点を5個以上あげる。

・よりたくさんあげられた班の勝ち。

・教室内にいる生徒全員に当てはまる共通点はあげてはいけない。

・学級開きにもおすすめ。

④他者紹介ゲーム (3〜4人グループ)オススメ度:★★★★★

・3〜4人グループになり、1人紹介する人を決める。

・その人のプロフィールを質問することによって、できるだけ面白く、知らない情報を引き出し、紹介文を作成する。

・クラスの前で各班がその班の中の1人を紹介する。

・どこの班の紹介文が1番面白く、新鮮だったか勝者を決める。

 

最後に

いかがでしたか。

 

目的に応じてレクを活用すれば、安定した学級経営を行うことができます。

 

参考になれば、幸いです。

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