生徒にとって、席替えは大問題でもあり、大きな楽しみの一つであったりもします。
席替えの最新事情!?
あるラジオ番組に、こんなお便りが届いたそうです。
「新学期の席替えで、よい席になる裏技はありますか?」
確かに・・・
裏技なんてものはないけど、
「仲良い子と近くになりたいなあ。」
「好きな人ととなりになりたい。」
「苦手なあの人とは同じ班になりたくない!」
というのが、生徒たちの本音ですよね。
わかるわかる。
その投稿を基に、そのラジオ番組では、学校の席替え方法について調査をしたそうです。
その結果、
席替えの方法ランキング(投票数424票)
1位 | くじびき(141票) |
2位 | お見合い(63票) |
3位 | あみだくじ(52票) |
4位 | 先生が決める(42票) |
5位 | 自由席(34票) |
6位 | 班長・代表が決める(30票) |
7位 | 成績順(18票) |
8位 | アプリ(11票) |
※その他 33票
驚いたのは、8位にアプリがランクインしているということです。
どんなアプリなのか調べてみました!
さっそく私もダウンロードしてみました。
簡単席替えの使い方
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人数が48名以内であれば、とても便利に使いこなせそうです。
くじ引きと同じ要領ですが、くじをつくる手間も省け、とても楽に席替えができそうです。
今度、活用してみます♪
みなさんのぜひ使ってみてはいかかでしょうか。
くじ引きやアプリだとうまくいかない時
先ほどのランキングをみて、私はとても驚きました。
なぜなら、「中学生ってそんなに人付き合いうまいの!?」と思ったからです。
同じクラスでも、馬が合わない人、相性が悪い人、いますよね・・・・
そんな人たちが隣同士になった時にはもう最悪です。
ここでは、そんな時どんな方法で席を決めるとよいのかをお伝えしていきます。
先生が決めるという方法もひとつです。
しかし、中学生ともなれば先生より生徒の方が生徒同士の人間関係をよくわかっています。
そこでおすすめなのが、
という方法です。
実はこの方法ですが、教員になってから初めて知りました。
私が中学生の頃は、「くじ引き」か「お見合い」の二択でした。
初めの頃は「生徒が決めていいの?」と思いましたが、今はよい方法の一つだと思っています。
それではやり方を説明してきましょう。
班長と先生で決める席替えの方法
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※班長が班長以外の生徒の名前のくじを引き、配置し、調整していく方法もあります。
班長の決め方ですが、クラスメイトにアンケートをとります。
選ぶ基準を伝えます。
私がいつも伝えているのは、以下の通りです。↓
班長を任せられる人の基準
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という基準で、クラスメイトからの推薦をとります。
大抵は、教員が「班長を任せられるな。」と思っていた生徒たちが推薦で選ばれてきます。
しかし、このアンケートをとることで、「教員の前と、同級生の前で違う態度」の生徒を
見破ることができます(笑)
「やっぱり、仲間から信頼ないんだな〜」とかいろいろなことを発見しながら、開票しています。
まれに、班長をやりたい(=自分で席を勝手に決めたい)というわがままな生徒が自分に
投票するように、クラスメイトに根回ししていることもあるので注意が必要です。
※この場合は、個別に生徒指導をします。
頑張ったご褒美に・・・
やっぱり生徒たちにとっては、「自由に席が決められたら1番いい。」というのが本音だと思います。
私もたまになら、それはありだと思います。
「授業への取り組みがすばらしい。」
「係や委員会の仕事を責任をもって行っている姿が多い。」
「学期末で、楽しく過ごさせてあげたい。」
など、生徒の頑張っている部分を尊重してあげる、自由にさせてあげるのも時には必要です。
この場合は、
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のどちらかで決めることが多いです。
お見合いの場合は、男子ごと、女子ごと、に席を決めて、決まったら、同時に席に座るという方法。
完全自由席に場合は、班ごとに自由になりたい人と組み、座席を決めていくという方法。
どちらもそんなに差はありません。
完全自由席の方が、男女の人間関係がすでに考慮されているので、おすすめかもしれません。
席替えのルール
席替えをした場合、(特に自由に席を決めた時)問題となるのが、
「さわがしくなる。」ということです。
私は以下のことを生徒と約束しています。
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特に2番目は、これから生きていく上でも必要な力だと思っています。
自由にやらせるには、きちんとルールなどを決めるというのも一つの方法かと思います。
最後に
席替えにアプリを使うという斬新な方法もあり、工夫次第ではいろいろな席替えの方法がありそうです。
ぜひ参考にされてみてください。