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教員のメリットを考えてみた〜転職を考えている方向け〜

教員をしていると、転職について考えることがありませんか?

 

私も何度も何度も転職については考えていました。

 

今でも悩んでいますが、年齢もそろそろ30代に差し掛かるので、リミットが近づいています。

 

みなさんが教員からの転職を考える原因はどんなものがあるでしょうか。

 

悩める先生A
長時間労働がしんどい。
悩める先生B
部活があって、土日も休めない。

 

悩める先生C
理解ある保護者ばかりでなく、保護者対応が辛い。
悩める先生D
職場の人間関係がよくなく、辛い。

私が主に転職を考えた時の理由は、「未経験の運動部の部活をもたされ、土日も休みがなかったこと。」これが最大の理由でした。

 

幸いなことに、それは1年だけの辛抱で済み、2年目から経験のある文化部の顧問にしてもらえました。

 

これは本当に偶然で、その文化部の顧問の先生が異動となったためでした。

 

私は、転職を考える大きな理由となる”部活動”の問題が解決されたので、転職を踏みとどまりました。

 

当時はそれでも色々なことを悩み、友達や家族に相談していました。

 

その時に、よく”教員のメリットとデメリット”を比較して、考えていることが多かったので、今日はそれについてお話ししていきたいと思います。

 

長くなるので、今回は”教員のメリット”、次回は”教員のデメリット”についてわけてお話ていきたいと思います。

 

この記事が、転職に踏み出す一歩、もしくは思いとどまるきっかけになれば、幸いです。

 

 

・長時間労働 ・部活動 ・保護者の対応 ・職場の人間関係 など・・・

教員のメリット

 

給料が安定していて、適当にやっていてもそれが理由で解雇されることはない

教員は、公務員のため、一般的に給料が安定していると言われています。

 

実際、リーマンショックやコロナ禍においても、多くの人が職を失う中、安定した給料を支給されています。

 

そして、この記事を読んでくださっている方は、真面目で一生懸命な先生なことと思います。

 

その一方で、適当にやり過ごし、定時には颯爽とどんなに忙しかろうとも、帰っていく。

 

そんな先生はいませんか?

 

私の職場にもいます。

 

色々と過去に問題を起こしたそうで、大きな仕事は任されず、適当に仕事をして帰っていきます。

 

そんな仕事ぶりでも、解雇はされないのです。

 

あなたがそうなるかどうかは別としても、これはすごい安定ぶりですよね笑

 

その分、私たちのような真面目な教員に仕事が降ってくるわけですが。

 

教員の魅力その1:安定している身分と、安定かつ徐々に上がっている給料

長期休みがある

部活動があると、なかなかまとまった休みが難しいかもしれません。

 

それでも、私の自治体では、夏休みには有給休暇の他に”夏季休暇”というものが5日付与されます。

 

それは、必ず取得しなければならないものです。

 

これと部活動OFF日を何日か設ければ、長期間の休みが取れるわけです。

 

私は、夏休みの活動は一切せず1ヶ月ほど休み、毎年海外旅行に出かけていました。

 

運動部を顧問されている先生でも10日以上の休みを取ることも可能なようでした。

 

また、冬休み、春休みも民間の方よりも長めに休みが取れるところも魅力の一つです。

 

子育て期には、子どもと休みが同じなので、一緒に過ごせる時間が多く、とてもいいことだなと思います。

 

教員の魅力その2:長期休みがあり、リフレッシュすることができる

福利厚生が手厚い

 

教員って本当に福利厚生が手厚いんです!

 

それぞれの団体で、異なることもあるかと思うのですが、お得がいっぱい!なんです。

 

例えば、温浴施設がワンコインで利用できたり、某テーマパークのチケットが格安で買えたり、映画が半額以下で見られたり、宿泊1泊につき、5000円引きになったり、と様々なお得があります。

 

私もつい最近まで、あまり詳しく知りませんでしたが、毎月配られる福利厚生の雑誌を隈なく見て、お得を逃さないようにしています。

 

これは各自治体異なると思いますが、大手民間企業に勤める夫の福利厚生と比較しても非常に恵まれていると感じます。

 

そして、産休、育休が非常に充実していることです。

 

一般企業では、産前休暇は6週間前からと決められています。

 

しかし、公務員(教員?)である私たちは8週間前から産前休暇を取ることが認められています。

 

そして、育児休業は最大3年間認められています。

 

最近では男性も育児休業を取る例が増えています。

 

子育てをしながら働こうと思えば、それをサポートしてくれる体制は整っているようです。

 

教員の魅力その3:福利厚生が充実していて、子育てがしやすい制度が整っている

毎日が退屈ではなく、充実して楽しい

私が教育実習に行って、教員になった決め手がこれです。

 

その当時は、あまりの忙しさを想像できていなかったこともありますが(笑)

 

私たちが相手にしているのは心も体も成長段階にいる生徒たち。

 

やっぱり一緒にいると楽しいし、子どもの行動に驚かされたり、感動させられたりすることが多いですよね。

 

頑張っている子をみると応援したくなるし、一人一人の成長が見れると嬉しいです。

 

これは、他の仕事では味わえないことだろうなと思います。

 

ある先生が、「私たちはお金をもらって、感動ももらっている」と言っていたことがあります。

 

その通りだなあと深く共感した覚えがあります。

 

この部分を心から「楽しい」と感じられる方には、まだ教員を続けられる可能性があるような気もします。

 

しかし、子どもと接することが「苦しい。」、「辛い。」と感じてしまう方は、もう限界なのかなと思います。

 

教員の魅力その4:子どもの成長を間近で見られる楽しく、感動的な仕事

 

お金が貯まりやすい

メリットかデメリットか迷いましたが、メリットとして書くことにしました。

 

教員は、一般の公務員より少しお給料が高めです。

 

そして、忙しいため、一般的にお金を派手に使うこともなさそうです。

 

私は、海外旅行に使っていたのでそうでもありませんでしたが・・・

 

それでも一般企業に就職した友達と比べると比較的貯金はできたのかもしれません。

 

そして、栄養たっぷりの給食も一食300円程度のため、ランチ代がかなり安く抑えられることもお金を貯めやすい理由かもしれません。

 

教員の魅力その5:栄養たっぷりの給食が安く食べられ、ランチ代も抑えられるためお金が貯まる

最後に

いかがでしたか。

 

教員のメリットについて、共感していただけたでしょうか。

 

このメリットを読んで、なるほど〜と思った方は、まだ教員を続けてもいいのかもしれません。

 

これを読んでも、それでも辛いんだよね〜という気持ちが強い方は、転職を考えてみてもよいのかもしれません。

 

次回は、教員のデメリットについて、考えていきたいと思います。

 

 

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