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中学校教員の忙しい時期と比較的落ち着いてる時期を大公開!

よくテレビやニュースで、教員のブラックな状況は話題になっています。

 

先生を目指すねこ
中学校の先生は1年中忙しいの?
先生を目指すいぬ
中学校の先生でも余裕のある時期っていつ?

このように、先生の忙しいさや年間のスケジュールに関し、興味をもっている人も多いと思います。

 

学校の年間行事予定にもよりますが、私の経験を参考に、中学校の先生の1年間のスケジュールについてお話ししていきたいと思います。

 

特に忙しい時期ワースト3!

 

教員の多忙さはとても有名な話ですので、その中でも特に忙しい時期ワースト3についてお話しします。

 

第3位!「大きな行事の前」

 

中学校の主な行事
  • 入学式(4月)
  • 体育祭(5月ごろ、もしくは9〜10月)
  • 合唱祭(9〜11月、もしくは3月)
  • 文化祭(9〜11月、もしくは3月)
  • 校外学習(9~11月)
  • 宿泊学習(9~11月、スキー合宿は1月〜2月)
  • 卒業式(3月)

こうして見てみると、秋に行事が集中していることがわかります。

 

ただ、全部が全部その時期にあるわけではありません。

 

私の学校もそうですが、体育祭が5月にある場合は、合唱祭は秋ごろ、文化祭は3月ごろと分散させることが普通です。

 

学校全体で動く行事が2つも3つも同じ時期にあるということは、普通はあり得ないのでその点は安心してくださいね!

 

学校全体の大きな行事と自分の学年の行事(校外学習や宿泊行事)の時期がかぶってしまうととても大変です。

 

行事前は忙しい。学校行事が2つ重なることはほとんどないが、学校行事と学年行事が重なるとより大変に!

第2位!「学期末」

学期末は、3学期制の学校でしたら、1学期末の7月、2学期末の12月、3学期末の3月です。

 

2学期制の学校でしたら、1学期末の9月、2学期末の3月です。

 

学期末は、授業や生活指導などの通常業務に加え、

  • 受け持っているクラス分の成績をつける←これが大変!
  • 通知表を作成する
  • (担任を受け持っていれば)出席簿の締めをする
  • (担任を持っていれば)所見の作成をする←これが大変!

 

成績をつけるのは、かなり神経を使いますし、受け持っているクラスも少なくないので、とても時間がかかります。

 

所見に関しても、担任を受けて持っていれば、一人一人の生徒に200字程度のコメントを書かなければならないので、大変です。

 

所見は、学校ごとに書く回数などが決まっており、校長の方針などにもよります。

 

私の学校は、以前は毎回の学期末に書いていましたが、校長が変わり、所見を三者面談に替えることができるようになり、年度末の1回のみになりました!

 

成績をつける学期末はやはり多忙になる!早めに成績処理に取り掛かれると◎!

第1位!「年度末」

働き始めてずっとこの年度末の多忙感は、本当に「ヤバイ」と思っています。

 

やってもやっても仕事が終わらないんです・・・

 

春休みなんて、あってないようなものです。

 

なぜ、年度末の忙しいが群を抜いているのでしょうか。

 

年度末の多忙さの要因
  • 学期末でもあるので、成績処理などがある
  • 卒業式の準備がある(卒業学年だと尚更忙しい)
  • 学年のまとめをする時期である
  • 教員の異動に伴い、引継ぎなどがある
  • 新年度に向けて、クラス替えを考えなければならない(クラス替えに時間がかかる)
  • クラス替えに伴い、書類の準備などがかなり膨大である

 

とにかく旧年度の最終的な事務処理をやらなければならない時期に、新年度に向けての準備をしなければならない、これにつきます。

 

年度末の忙しさは、旧年度のまとめと新年度の準備で極めて忙しい。できることは早めにやっておけるとよい。

番外編!

中学3年生の担任になると、進路指導がメインになります。

 

三者面談の数も増えますし、受験に関する書類の作成も加わり、より多忙になります。

 

  • 進路面談のある10〜12月
  • 調査書や推薦書の作成のある12〜1月

 

比較的落ち着いている時期はいつ?

 

夏休み

比較的にゆったりとできる、気持ちに余裕があるのが、夏休みです。

 

部活の練習に忙しくされている方もいるかもしれませんが、授業などの通常業務がない分、落ち着いて過ごすことができます。

 

夏前までの疲労を回復させるチャンスですので、ぜひゆったりと過ごされてみてください。

 

ただし、あまりにも休みすぎてしまうと、夏休み明けの忙しさに疲れてしまったり、鬱になってしまったりするので、ある程度やっておいた方がよいこともあります。

 

夏休みにやっておくとよいこと
  • 新学期1ヶ月分の授業の準備
  • 新学期のクラスの出席簿、学級日誌の準備、書類の整理など
  • 教室の片付け
  • 机上整理
  • 新学期の2〜3日前からは出勤し、体を慣らしておく

より詳しくお話ししている記事はこちらです。

先生が夏休みにすべきこと〜唯一時間がある日々の後悔のない過ごし方〜

夏休み明けの教員のメンタル面で気をつけた方が良いことについては、こちらをお読みください。

夏休み明けに気をつけたいこと〜学級経営、教員メンタル面編〜

 

大きな行事がない月

大きな行事がない月は、どの学校にも必ずあります。

 

こういったときは、日々の忙しさに慣れている先生方はついつい働いてしまいがちです。

 

 

しかし、こういったときこそ、早く帰り、プライベートを充実させてほしいです。

 

この仕事をしていると、「休めるときに休んでおく」ことの大切さを実感します。

 

ぜひ、こちらの記事を参考にされてください。

教員のストレス発散方法〜健康第一で働くために

 

最後に

いかかでしたか?

 

常に忙しいイメージの中学校の教員ですが、比較的落ち着いている時期というものは存在します。

 

1年間365日、同じように忙しく働いていたら、心と体がもちません。

 

大切なのは、「休めるときに休むこと」、「自分の心と体の限界までは働かない」ということです。

 

真面目な人が多い職場ですが、適当に力を抜けるところは抜いていきましょう。

 

元気に、笑顔で働ける先生が増えますように。

 

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