よくテレビやニュースで、教員のブラックな状況は話題になっています。
このように、先生の忙しいさや年間のスケジュールに関し、興味をもっている人も多いと思います。
学校の年間行事予定にもよりますが、私の経験を参考に、中学校の先生の1年間のスケジュールについてお話ししていきたいと思います。
特に忙しい時期ワースト3!
教員の多忙さはとても有名な話ですので、その中でも特に忙しい時期ワースト3についてお話しします。
第3位!「大きな行事の前」
中学校の主な行事 |
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こうして見てみると、秋に行事が集中していることがわかります。
ただ、全部が全部その時期にあるわけではありません。
私の学校もそうですが、体育祭が5月にある場合は、合唱祭は秋ごろ、文化祭は3月ごろと分散させることが普通です。
学校全体で動く行事が2つも3つも同じ時期にあるということは、普通はあり得ないのでその点は安心してくださいね!
学校全体の大きな行事と自分の学年の行事(校外学習や宿泊行事)の時期がかぶってしまうととても大変です。
第2位!「学期末」
学期末は、3学期制の学校でしたら、1学期末の7月、2学期末の12月、3学期末の3月です。
2学期制の学校でしたら、1学期末の9月、2学期末の3月です。
学期末は、授業や生活指導などの通常業務に加え、
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成績をつけるのは、かなり神経を使いますし、受け持っているクラスも少なくないので、とても時間がかかります。
所見に関しても、担任を受けて持っていれば、一人一人の生徒に200字程度のコメントを書かなければならないので、大変です。
所見は、学校ごとに書く回数などが決まっており、校長の方針などにもよります。
私の学校は、以前は毎回の学期末に書いていましたが、校長が変わり、所見を三者面談に替えることができるようになり、年度末の1回のみになりました!
第1位!「年度末」
働き始めてずっとこの年度末の多忙感は、本当に「ヤバイ」と思っています。
やってもやっても仕事が終わらないんです・・・
春休みなんて、あってないようなものです。
なぜ、年度末の忙しいが群を抜いているのでしょうか。
年度末の多忙さの要因 |
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とにかく旧年度の最終的な事務処理をやらなければならない時期に、新年度に向けての準備をしなければならない、これにつきます。
番外編!
中学3年生の担任になると、進路指導がメインになります。
三者面談の数も増えますし、受験に関する書類の作成も加わり、より多忙になります。
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比較的落ち着いている時期はいつ?
夏休み
比較的にゆったりとできる、気持ちに余裕があるのが、夏休みです。
部活の練習に忙しくされている方もいるかもしれませんが、授業などの通常業務がない分、落ち着いて過ごすことができます。
夏前までの疲労を回復させるチャンスですので、ぜひゆったりと過ごされてみてください。
ただし、あまりにも休みすぎてしまうと、夏休み明けの忙しさに疲れてしまったり、鬱になってしまったりするので、ある程度やっておいた方がよいこともあります。
夏休みにやっておくとよいこと |
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より詳しくお話ししている記事はこちらです。
先生が夏休みにすべきこと〜唯一時間がある日々の後悔のない過ごし方〜
夏休み明けの教員のメンタル面で気をつけた方が良いことについては、こちらをお読みください。
大きな行事がない月
大きな行事がない月は、どの学校にも必ずあります。
こういったときは、日々の忙しさに慣れている先生方はついつい働いてしまいがちです。
しかし、こういったときこそ、早く帰り、プライベートを充実させてほしいです。
この仕事をしていると、「休めるときに休んでおく」ことの大切さを実感します。
ぜひ、こちらの記事を参考にされてください。
最後に
いかかでしたか?
常に忙しいイメージの中学校の教員ですが、比較的落ち着いている時期というものは存在します。
1年間365日、同じように忙しく働いていたら、心と体がもちません。
大切なのは、「休めるときに休むこと」、「自分の心と体の限界までは働かない」ということです。
真面目な人が多い職場ですが、適当に力を抜けるところは抜いていきましょう。
元気に、笑顔で働ける先生が増えますように。