中学校の朝の会と帰りの会。
1日の始まりにクラス全員が気持ちよく1日をスタートできる朝の会。
明日も頑張ろうと思える帰りの会。
生徒が学校で過ごす時間にしたら、とても少ないものだけど、教科担任制である中学校では、担任と生徒の信頼関係や絆を築いていく上でとても大事じゃないかなと考えます。
では、その朝の会・帰りの会の運営の秘訣をお話ししていきましょう♪
朝の会
みなさんの学校では、朝の会の前にはどんな活動をやっていますか。
私が経験した中では、
という時間を朝の会の前にとっている学校がありました。
10分程度、学習や読書をしてから朝の会に入ると、気持ちが落ち着くのでとてもおすすめです。
実はこの時間は案外忙しいのです。
内容は、
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上記↑のようなことをやっています。
私は、係の仕事として、この「朝の会・帰りの会の司会」をクラスの中に作っています。
原則、1人ですが、希望者が多い場合は朝・帰りで違う生徒にやってもらいます。
係は学期ごとに交代するのですが、この司会の仕事は結構人気です。
生徒の司会をやらせるからには、適当に進められても困ってしまいますので、きちんと原稿を用意しておきます。
司会の原稿例
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司会として気をつけてほしいこと(原稿に記載しておきます)
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生徒は、先生に注意されるよりも、同じ仲間から注意されると響きます。
また、ずっと先生が話しているよりも、生徒が朝の会を進めていく方が、全員が参加できていると思うのです。
会議が遅れたりすることが多いので、生徒が自主的に考えて、積極的にクラスを動かせることができるようになると、先生がいなくても自分たちで考えて、動ける生徒が育っていくと思います。
ちなみに、私が小学生の頃、「1分間スピーチ」というものがありました。
テーマはなんでも好きな内容でよく、1ヶ月に一度位のペースで回ってきました。
友達のスピーチを聞くのはとても楽しく、学ぶことも多かったのですが ・・・・
私は緊張してしまって、とても苦手でした。
しかし、余裕があったら、そういった活動を取り入れていきたいなと思っています。
やってみたい活動
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もし、朝の会の時間が十分あるかたは、是非やってみてください。
先生のお話しで気をつけること
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帰りの会
帰りの会の1番大切なことは、時間を守ることに尽きます。
帰りの会の内容
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今日のMVPと今日のキラリとは・・・
生徒が選ぶということで、先生のみていないところで頑張っていた人、努力していた人を見つけることができるのがとても素敵なところです。
注意点としては、発表する生徒と仲の良い友達ばかりが選ばれていないか、発表する生徒だけによいことをした、という視点ではないかということがあります。
帰りの会も同じように司会をたてます。
念のため、原稿を載せます。
帰りの会の原稿
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司会として気をつけて欲しいことは、朝の会編とほとんど同じです。
先生のお話しで気をつけること
例:「今日は給食の配膳がとてもスムーズだったね。時間を大切にできたね。では授業のはじめはどうだったかな?」 |
最後に
いかがでしたでしょうか。
中学校だからこそ、この朝の会と帰りの会の時間を充実させるかが、学級運営の鍵を握っていると思います。
もし、「こんなことやってみたら〜」とか先生方のオリジナルのアイディアもあったら教えていただければ幸いです。