新年度がスタートし、年度始めの大忙しの1週間を終え、そろそろ授業が本格的にスタートした頃でしょうか。
年度始めは生徒もそうですが、大人も緊張するものですよね。
今回は、そんな年度始めに使える技をいくつかご紹介していきたいと思います。
ではさっそく始めていきましょう〜♪
先生の自己紹介〜はじめましての場合〜
新中学1年生や持ち上がり出なかった場合、そして異動した時など、初めましての生徒と会う初めての授業はとても緊張します。
生徒は、「今年英語を担当してくれるのはどんな先生なのだろう?」とすごくワクワクしながら待っています。
まずは、先生が「自分がどんな人間なのか」をさらけだすことがとても大切だと思います。
私は、必ずこの自己紹介をAll Englishで行うことにしています。
|
こんなことを話した後に、質問タイムを受け付けています。←これは、日本語でもOKにしています。
こうすると大体のクラスは緊張が溶けていきます。
英語通信を出す
学級通信の英語の授業版です。
学級通信のイメージだと、1ヶ月に何度も出すイメージで気が重くなりますが、無理をしなくていいのです。
実際に私は、年に数回しか出しません(笑)
いつ、どんなことを書いているのかお伝えします。
いつ | どんなことを書いているのか |
|
(私は、英語はツール、英語を使って何ができるようになりたいかを見つけてほしいと伝えています。) |
|
|
|
|
多く書かなきゃならないと思うとプレッシャーになるので、かける時でいいんです。
無理なく、ゆる〜く発行していくとよいと思います。
特に、年度始めの英語通信はその先生がどんな風に授業を進めていくのかがわかるので、生徒にとっても安心材料になります。
Q&Aゲームでクラスの緊張を解そう!
年度初めは、クラス替えをしたばかり、もしくは入学したばかりで初対面の子同士で、クラスの雰囲気が緊張しています。
お互いのことを知らないですし、探り探りなとこがあります。
そんな雰囲気を一掃する活動をご紹介します。
”Question&Answer activity” です。
誕生日や好きなもの、家族構成などの質問が30問近くあります。
まずは、自分の答えを書き込む時間をとり、その後、教室内を回り、お互いに質問をさせます。
自然と話をする相手が見つかり、スムースにインタビューが成り立つクラスならば、このやり方でよいです。
しかし、シャイな子が多かったり、支援が必要な子が多かったりすると、なかなかうまくいかないこともあります。
そんな時は、6人班『生活班』を作ります。
|
最終的には、この機械的なやり方でなくてもペアを見つけて、会話ができるようにクラスを創り上げていくことが大切です。
困ったときにはぜひ使ってみてください。
【ダウンロード】
※クリックでWordをダウンロードできます
アンケートの実施
これは特に異動したときや今まで違う先生がもっていたクラスを持つとき、中学1年生を持つときに効果的です。
自己紹介をしてもらいながら、簡単なアンケートに答えてもらうと、授業作りにとても役に立ちます。
アンケートの質問 | こんなことに効果的 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
本当に簡単で構わないので、やってみるのもよいと思います。
最後に
いかかでしたでしょうか。
初めの授業で、できるだけ丁寧に、そして楽しく授業開きができると、生徒は「この先生なら、大丈夫そう!」と思ってくれると思います。
先は長いですが、この4月を大切に、私も授業をしていきたいと思います。