2020年は教育界にとっても大きな変化の年となりそうですね。
教育格差、経済格差、情報格差・・・
元から存在した格差がさらに拡大するとも言われています。
国や自治体が、パソコンやタブレットなどを、インターネット環境が整っていない児童・生徒に支給すると方針を打ち出しました。
しかし、Wi-Fi環境の整備など、全ての子供達に平等な環境が整うまでに、まだ時間がかかりそうです。
未知のコロナウイルスと戦いは長丁場になるといわれており、学校はすでに2ヶ月近く臨時休業となっています。
今年いっぱい終息の見通しが立たないかもしれません。
こんな中ですが、こんな中だからこそ、私たちは、1人の教員として、「学習の機会を等しく提供する」べきだと思うのです。
今回は、「今までと異なる状況の中での教育」を考えていきたいと思います。
特にこの臨時休業期間中の「学習課題」の出し方には先生方も頭を悩ませていることと思います。
学年別にお話ししていきたいと思います。
では、さっそくはじめましょう。
中学1年生向けの課題
中学1年生に向けての課題が一番難しいのではないでしょうか。
小学校でアルファベットは書けるようになっているとはいっても、フォニックスや「英語の発音の仕方」がわかっていませんよね。
「できない。」とは言ってられないこの状況ですから、丁寧な説明書きを添えて、以下のような課題を考えてみました。
中学1年生に向けた課題
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いかかでしたでしょうか?
考えてみると、けっこうとたくさんやることは思いつきますね。
課題を示す時の注意点
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教科書会社のホームページをみると、音声が無料で聞けたり、ダウンロードできたりもするそうです。
お使いの教科書会社をお確かめください!
中学2、3年生に向けた課題
1年生までに、一般動詞の過去形を習っています。
1年生の既習事項のみで、かなりの文章を書くことができると思います。
それに加えて、3年生は比較級や受動態など、さらに幅広い知識をすでにもっています。
かなりのたくさんの表現をつかって、文章を書くことができると思います。
中学2、3年生に向けた課題一覧
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課題を出す時の注意点
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さらに学びたい人へのおすすめコンテンツ
①ラジオ英会話
小学生から高校生、社会人まで、ラジオ英会話で学びを深めることができます。
時間も15分間、そして再放送も行っていますので、継続して、学習しやすいかもしれません。
テキストも書店で500円程度で買えます。
おすすめです。
②テレビ英会話
こんなにたくさんの教育テレビが放送されているとは知りませんでした。
見ているだけでも楽しいし、勉強もできるなんて、一石二鳥ですね。
これもおすすめしてあげるとよいかもしれません。
③TED
TEDは難しい話題も多いので、高校生向けかもしれません。
しかし、中では日本人が英語を話している姿や子供が一生懸命スピーチしている様子もあります。
日本語で字幕もでますので、コンテンツの一つとして紹介するのも一つの方法です。
④English Central
大人気の英語学習コンテンツです。
会員登録が必要ですが、無料です。
発音のチェックができたり、単語を穴埋めしたりと様々な学習方法が盛り沢山です。
他にもECCやアルクなどが、この休校期間に限定無料公開をしているコンテンツもあるようです。
最後に
いかかでしたでしょうか。
課題を用意しつつ、進んでいくだろうオンライン授業に向けての準備もしていかなけれならず、大忙しの予感ですが。
10年後は笑ってこの日のことを思い出せるよう、全力を尽くしていきましょう!