年度末は普段から忙しい教員生活の中でも、極めて忙しさが増す時期です。
普段の授業に加え、所見、通知表準備、身の回りの整理整頓、学級のまとめなど、挙げればきりがないです・・・笑
ここに異動が加われば、さらに大変になります。
今回は年度末にやっといた方がいいこと、効率よくやる方法などをお伝えしていきます。
授業アンケート
年度内の最後の授業に、授業アンケート(別名:先生の通知表)をやることをおすすめします。
目的は、来年度の授業をさらによりよいものにするためです。
私が実際にやってみたアンケートの質問項目は以下の通りです。(アレンジしてください。)
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以前は、生徒に先生宛の通知表を書いてもらったこともあります。
生徒自身にわかりやすさ、面白さ、丁寧さ、進度などの項目を決めさせ、A~C評価や5段階評価で自由に評価してもらいました。
子どもたちはとても優しく、温かい言葉をたくさんくれるので、励みになります。
しかし、
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という点もあるため、最近はもっぱらアンケートにしています。
若手の先生はもらうとすごく励みになるので、やってみてもいいかもしれません。
学級のまとめ
クラスの振り返りをします。
一人一人にアンケートを配ります。
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個人で記入をさせた後は、3〜4人班で話合いをさせます。
その後、発表という形で、クラスのまとめをし、先生からも話をします。
話をする時は、
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というような話をします。
ほめるをメインにしますが、それだけでなく、今後に繋がるような話もきちんとします。
個人は所見で褒める
個人の頑張りや努力も、振り返りシートに記入をさせます。
それを読んで、所見の参考にはしますが、私は一人一人の頑張りをノートの記録しています。
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これらの記録を残しておくと、具体的な例をあげて、褒めることができます。
具体的な例があると、より説得力が増して、「先生ちゃんとみてくれてるんだ。」とうい安心感を与えてあげられると思います。
机上整理
この時期のシュレッダーのゴミ袋はすぐにいっぱいになりますよね。
それだけ、多くの先生が書類を溜め込んでいることになります。
そして、学校ってとにかく紙でのやりとりが多い多い・・・
私もそんなに整理整頓が得意ではなく、捨てられずに溜めてしまう癖があります。
いつも年度末に大変になってしまうので、普段から気をつけることにしました。
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新年度への準備
新年度に向けて、クラス替えや書類の作成、新学級の準備など、多忙ですよね。
この時期はどうしても焦りが先走って、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・・」になってしまいます。
とにかく焦らないで、優先順位をつけること。
優先順位の高い仕事から、進めていくのがよいでしょう。
To do リストを作って、淡々とこなしていくのもおすすめです。
準備が少しくらい整わずスタートしてしまっても、大丈夫です!
また、束の間の春休みで、なかなか休めない先生もいるかもしれませんが、新年度に向けてゆっくり休むこと。
それが本当に私たちに必要なことなのではないでしょうか。
最後に
年度末はバタバタしてしまって、焦ってしまいますよね。
提出しなければならないものも多いです。
私もよくあたふたしてしまいがちですが、とにかく目の間にあるものを淡々とこなしていくこと。
学級のまとめは「頑張ったことを褒めること、次に繋がる内容も伝えること」を意識していきます。
修了式を迎えたら、1、2日はゆっくりと体を休めて、次につなげていくこと。
共に乗り越えていきましょう!