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年度末に先生がやることリスト

年度末は普段から忙しい教員生活の中でも、極めて忙しさが増す時期です。

 

普段の授業に加え、所見、通知表準備、身の回りの整理整頓、学級のまとめなど、挙げればきりがないです・・・笑

 

ここに異動が加われば、さらに大変になります。

 

今回は年度末にやっといた方がいいこと、効率よくやる方法などをお伝えしていきます。

 

授業アンケート

 

年度内の最後の授業に、授業アンケート(別名:先生の通知表)をやることをおすすめします。

 

目的は、来年度の授業をさらによりよいものにするためです。

 

私が実際にやってみたアンケートの質問項目は以下の通りです。(アレンジしてください。)

 

  • 授業は楽しかったか?
  • 進むスピードはどうだったか?
  • テストの難易度はどうだったか?
  • 提出物の量は適切だったか?
  • 板書はしやすかったか?
  • 改善して欲しいところはどんなところか?(書きにくいかもしれないが、より良い授業にするためにぜひ書いて欲しいと伝える)
  • 授業でもっとこんなことをしてほしかったことはあるか?
  • 一番記憶に残っている活動は?

 

以前は、生徒に先生宛の通知表を書いてもらったこともあります。

 

生徒自身にわかりやすさ、面白さ、丁寧さ、進度などの項目を決めさせ、A~C評価や5段階評価で自由に評価してもらいました。

 

子どもたちはとても優しく、温かい言葉をたくさんくれるので、励みになります。

 

しかし、

  • 何を書いていいのかわからない
  • 時間がかかる
  • 自由に書いてと言われてもやはり気を遣ってしまう
  • 手元にたくさん溜まっていってしまう

という点もあるため、最近はもっぱらアンケートにしています。

 

若手の先生はもらうとすごく励みになるので、やってみてもいいかもしれません。

 

学級のまとめ

クラスの振り返りをします。

 

一人一人にアンケートを配ります。

 

  • 学級目標は達成できたか?
  • どうしてそう思うか?
  • 学習面、生活面、行事面でのクラスのよかったところ、改善点は?
  • 自分の学級への貢献度は?
  • どうしてそう思うか?
  • 来年度につなげるために、一人一人に必要な力はなんだろう?
  • クラスで仲間のために頑張っていた人、陰で仲間を支えていた人はだれだろう?

 

個人で記入をさせた後は、3〜4人班で話合いをさせます。

 

その後、発表という形で、クラスのまとめをし、先生からも話をします。

 

話をする時は、

  • この1年クラスが頑張ってきたこと
  • 成長してきたこと
  • 来年につなげるために、こんな力をつけてほしい
  • そのためには、こんなことを意識して生活してみよう

というような話をします。

 

ほめるをメインにしますが、それだけでなく、今後に繋がるような話もきちんとします。

 

個人は所見で褒める

 

個人の頑張りや努力も、振り返りシートに記入をさせます。

 

それを読んで、所見の参考にはしますが、私は一人一人の頑張りをノートの記録しています。

 

  • 委員会や係の取り組み
  • 行事の取り組み
  • 授業や清掃活動、当番活動の取り組み
  • 仲間との関わり

 

これらの記録を残しておくと、具体的な例をあげて、褒めることができます。

 

具体的な例があると、より説得力が増して、「先生ちゃんとみてくれてるんだ。」とうい安心感を与えてあげられると思います。

 

「あ、いいな!」と思うその子の行動をこまめにメモをとること。

机上整理

 

この時期のシュレッダーのゴミ袋はすぐにいっぱいになりますよね。

 

それだけ、多くの先生が書類を溜め込んでいることになります。

 

そして、学校ってとにかく紙でのやりとりが多い多い・・・

 

私もそんなに整理整頓が得意ではなく、捨てられずに溜めてしまう癖があります。

 

いつも年度末に大変になってしまうので、普段から気をつけることにしました。

 

  • データ化されている書類に関しては、必要な情報に目を通したら手に入れたら、すぐに捨てる。
  • データ化されていないものは、スキャンし、データ化する。(必要あれば)
  • 行事や校務分掌の仕事の資料で、紙ベースで必要なものはファイリングする。
  • 日頃からこまめに机上整理を意識する(金曜日は紙類の整理をしてから帰るなど)

 

新年度への準備

 

新年度に向けて、クラス替えや書類の作成、新学級の準備など、多忙ですよね。

 

この時期はどうしても焦りが先走って、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・・」になってしまいます。

 

とにかく焦らないで、優先順位をつけること。

 

優先順位の高い仕事から、進めていくのがよいでしょう。

 

To do リストを作って、淡々とこなしていくのもおすすめです。

 

準備が少しくらい整わずスタートしてしまっても、大丈夫です!

 

また、束の間の春休みで、なかなか休めない先生もいるかもしれませんが、新年度に向けてゆっくり休むこと。

 

それが本当に私たちに必要なことなのではないでしょうか。

 

最後に

年度末はバタバタしてしまって、焦ってしまいますよね。

 

提出しなければならないものも多いです。

 

私もよくあたふたしてしまいがちですが、とにかく目の間にあるものを淡々とこなしていくこと。

 

学級のまとめは「頑張ったことを褒めること、次に繋がる内容も伝えること」を意識していきます。

 

修了式を迎えたら、1、2日はゆっくりと体を休めて、次につなげていくこと。

 

共に乗り越えていきましょう!

 

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