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わかりやすく楽しい英語の授業ってどうやって作るの?~Part2~

前回の記事では、月別、学年別のおすすめソングをご紹介しました。

 

 

悩めるネコA
授業初めのウオームアップが知りたい!
悩めるネコB
なるべく準備に時間をかけないアクティビティはないかな?
こういった悩みも多くあると思います。
今回は、授業にメリハリをつけるためにも、生徒のモチベーションを保つためにも、ゲーム感
覚で楽しめるそんなウオームアップ特集にしていきたいと思います♪
では、さっそくいきましょう〜

中学1年生から3年生まで全学年でできるアクティビティ

①英語deしりとり

難易度:★☆☆  お手軽度:★★★  生徒の反応:★★★ 人数:4〜8人

やり方はとてもシンプルです。日本語のしりとりと同じルールです。

班対抗で行うと盛り上がってとても楽しいです。

縦列で行ってもよいし、生活班(給食を食べる時の班)で行っても良いと思います。

英語ができる子とそうでない子がほどよく混ざっている方がゲームとしてよく成り立ちます。

 

<ルール>

  • 黒板を下の図のように、グループの数だけ、縦に分けます。
  • 制限時間は1分30秒です。

※タイマーを見えるように置くと、見ながらタイミングを測る子が出てくるので、タイマーは先生だけが見えるようにします。

 

  • 先生の合図でスタートし、チョークをバトンのように手渡しで次の子へ回していきます。
  • 一人1単語書いていきます。
  • 一巡したら、二巡目に回ります。
  • 黒板に書きにくるときは、教科書、辞書など何も見てはいけません
  • 同じグループの子は、黒板に書きに行っている子が迷ったり、困っていたら、スペルを教えてあげたり、ヒントをあげてOKです。

※ただし、代わりに書いてあげるのはなしです。

  • タイマーがなったら終わりです。丸つけも生徒にやらせます。(もちろん合っているかどうか、一緒に確認します。)

※丸つけは自分の班以外を担当させます。

 

下の例では、4班が優勝です!!

 

【例】

これが黒板だと思ってください↓

 

apple

elephant

tomato

old

dog

good

English

house

east

top

pen

new

world                      

old

do

open

net

tall

 

 

big

great

teacher

run

name

ear

round

dog                         

game

live

enjoy

yellow

walk

know

wood

look

kenya

ago

omlet                

 

 

1班
6ポイント
2班
7ポイント
3班
5ポイント
4班
9ポイント
5班
6ポイント
6班
4ポイント

 

 これは準備にも時間がかからないのでおおすすめです。

はじめの単語は同じでも、班ごとに違ってもどちらでも良いと思います。

 

①英語deしりとり応用編

難易度:★★☆  お手軽度:★★★ 生徒の反応:★★★

 

先ほどご紹介した英語deしりとりでも十分楽しいです。

しかし、毎回同じものだとマンネリ化してきます。中学生飽きるのはやい・・・・・笑

そこで、応用編もご紹介したいと思います。

ルールは同じです。

品詞deしりとり に変えるのです!!

名詞なら名詞だけの単語でしりとりをしていきます。

①名詞 ②形容詞 ③副詞 ④動詞 の4種類で応用できちゃいます♪

さらに、1年生の一般動詞を習った時には、動詞、2年生の比較級を習った時には形容詞、副詞、

3年生の過去分詞を習った時には動詞deしりとりをした後に過去分詞に変化させるゲームにつなげてもよいかもしれません。

②ビンゴ

難易度:★★☆  お手軽度:★★☆  生徒の反応:★★★ 

こちらは少し準備が必要となりますが、ビンゴシートの準備のみです。

4×4、もしくは5×5のビンゴシートを使います。

 

 

悩めるネコC
ビンゴの内容はなににすればいいの?

 

 

と思った人も多いと思います。

基本的には、前回の授業で習った教科書見開き1ページの単語を復習として扱います。

しかし、それ以外でもいざという時に使える学年別、おすすめのビンゴのネタをご紹介します〜

【いざという時に使える学年別おすすめのビンゴのネタ】

first grade second grade third grade
春ごろ アルファベット 不規則変化の過去形 不規則変化の過去分詞
夏休み前 食べ物、国、動物 形容詞 難しい形容詞
夏休み明け 動詞 more/mostのつく形容詞 動詞の原形(意外と忘れがちなので復習)
学年末 不規則変化の過去形 不規則変化の過去分詞 動詞の過去形など今までの総復習

<ルール>

  • 単語量にもよりますが、書く時間は大体3〜5分です。※単語を速く書けるように訓練します。
  • ビンゴが5人出たら終わり、などその日によって人数を変えて行います。
  • 日本語で『リーチ』というので、それが英語だと思っている生徒たちも多いですが、英語では”One more to go.” といいます。
  • 私の授業では、”One more to go.”と”Bingo!”は手をあげて、叫ぶことになっています。笑 盛り上がります。
  • 単語は先生がいうのが基礎編、生徒に言わせるのが応用編です。応用編は後ほど詳しく説明します。
  • 出た単語は板書していきます。(聞くだけではわからない生徒もいるため)
  • ビンゴになった生徒たちに、小さなシールをあげると喜びます!!何か、prizeがあるとモチベーションにも繋がります。
応用編って?
先生が単語を言ってもいいのですが、私自身がつまらなく感じ、もっと楽しく活発にできないかと考えました。
つまり、生徒に単語を言わせるシステムなのですが、ただ手をあげた生徒をあてても、自分がビンゴになるためだけに手をあげます。
そこで、先生が簡単な質問をし、それに答えられたら、生徒は好きな単語を1つ言えるというものにしました。
これは非常によく、自分がビンゴになりたいがために、みんな一生懸命手をあげ、英語で会話しようとするので効果的です。
具体的な質問は以下の表の通りです。
【質問表】
1   挨拶、曜日の確認 How are you? / How is the weather? / What day is it today? /What ‘s the date today?
2  生徒への基本の質問 What’s your name? / When is your birthday? / Where are you from?
3  好きなもの What food(sport, animal, color, subject, day, music) do you like?
4 一般動詞の質問 Do you play the guitar?/Do you play volleyball? /Do you study English? /Do you speak Korean?
5 canを使った質問 Can you fly in the sky?/ Can you eat natto? / Can you dance very well?
6過去形を使った質問 What did you do last night? /Did you go to Hawaii yesterday? 
7困ったら What time is it now?/How old are you?/Which do you like bread or rice?

 

最後に

今回は、英語deしりとりとビンゴをご紹介しました。この2つは比較的準備も少なくてできますし、生徒も先生も楽しむことができます。

生徒同士の交流、高め合えるしりとり、書く力、話す力、聞く力をバランスよく身につけられ

る応用編のビンゴをぜひ明日の授業で使ってみてください!

すぐに使えるアクティビティシリーズまだまだ続きます!

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