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わかりやすくて楽しい英語の授業ってどうやって作るの?~Part3~

前回の記事に引き続き、明日からすぐに使えるウォームアップゲームをご紹介していきます。

 

悩めるネコA
隣同士のペアでできるものはない?
悩めるネコB
仲間同士での会話や交流を増やす方法はない?
そんな声にお答えしていきたいと思います。
Let’s start today’s lesson!!

中学1年生夏休み明けから中学3年生まで使えるウォームアップ

eraser game(消しゴムゲーム)※爆弾ゲーム

難易度:★☆☆  お手軽度:★★★ 生徒の反応:★★★ 

 

私も、初任者の時に参加した研修で教わったウオームアップゲームです。

1時間目の授業やちょっと盛り上げたいなと思った時に使えます。

 

ルール

  • 2人1組になります。(隣同士がよいでしょう。)
  • ジャンケンをします。(ぜひ英語で!”rock ,scissors, paper,1,2,3!!”でチャレンジ!)
  • 負けた人は、もっている消しゴムを準備をします。
  • 先生は今日のお題を黒板に書きます。例えば、“country”をお題だとしましょう。
  • 消しゴムをもっている生徒からスタートします。
  • お題が”country”なので、どの国からスタートしても構いません。

Japan→America→Germany→China→…………のように単語を言ったら、相手に消しゴムを手渡します。

  • 制限時間は1分30秒です。
  • タイマーがなった時に消しゴムを持っていた生徒は負けです。

 

タイマーは生徒に見せてはいけません。時間をみながら、制限時間ギリギリに相手に渡そうと考える子もいます。
安全面を考えて、消しゴムにしています。シャーペンやペンではやらない方がよいです。
また、これはしりとりではありません。お題に沿っていればOKです。
おすすめお題一覧表
First grade Second grade Third grade
食べ物

(野菜、のように限定すると難しくなります)

〇〇から連想するもの

(マジカルバナナのようなイメージです)

動詞の過去分詞形
○色のもの(全ての色でできます) 形容詞 3年生は今まで習ったものを全て応用してゲームのお題にすることができます。

特に連想ゲームは語彙力も身についてきているこの時期にすごくおすすめです。


学校にあるもの(色々な場所で応用できます) 副詞
動物 国名
動詞 職業名
※このゲームは、音声のみでのやりとりです。単語を書く必要はありません。
書くことが苦手な生徒も取り組みやすいため、全員参加型の楽しいゲームです。
このゲームには罰ゲームがあります(笑)
負けた生徒は、勝った生徒に対して、一言で褒めるというものです。(しかも英語で)
例えば、”You are smart!” “You are cool!!” “You are kind.” などいままで習った英語でほめほめタイムです♪
中には”Good Job!”,”Nice work!”といって褒める子もいますがそれもよしです〜
楽しく、みんながほっこりできるそんなウォームアップでした(^^)

中学1年生冬ごろから中学3年生まで使えるウォームアップ

②illustration game(お絵かきゲーム)

難易度:★★☆  お手軽度:★☆☆  生徒の反応:★★★

 

これは本当に盛り上がる、とっても楽しいゲームです。

 

ALTの先生がきた時に、一緒に考えたゲームです。

 

これもさきほどのゲームと同じように、2人1組になって行います。

 

ルール

  • 2人1組になって、行います。(横のペアがおすすめです。)
  • 制限時間は5〜8分です。しかし、中学校1年生でやると10分以上かかるかもしれません。
  • ペアで役割を決めます。(①絵の情報を英語で伝える人、②①の人から伝え聞いた情報を聞いて絵で再現する人)
1人は英語で配られたイラストをみて、そこに書いてあるものを正しく伝える人(英語が話すことに意欲的な子はおすすめ)
もう1人は聞いた情報を手元の白紙の紙に忠実に再現して絵をかく人(英語は苦手だけど絵が得意な人が輝ける!!)
下↓の例をみてください。
①のイラスト例

(ルールの説明に続きます)

  • ①の役割になった生徒に①のイラスト例のようなイラストが描かれている紙を配ります。

絵は生徒のレベルに合わせたものがよいと思います。

 

しかし、想像できないような「なんでそこにそれがあるの!?」と思うような絵にすると盛り上がります。

 

私は、絵を書くのがかなり苦手なので、いつもフリーのイラストを組み合わせたりして作っています。

  • 絵を描く担当になった生徒には、A4もしくはB5の白紙の紙を配ります。
  • 先生の合図で、スタートします。
伝え合いは必ず英語で!! 左右、上下、位置や数も正確に伝えることがマストです。

 

  • 生徒の様子を見ながら、時間がもう少し必要ならば延長します。
  • 先生の合図で終了します。
  • 終了したら、ペアで絵の見せ合いを行います。
  • どれだけ正しく伝えられたか、伝え聞いて再現できたか、先生は見て周ります。
  • 力作があれば、みんなの前で紹介します。
時間があれば、役割チェンジでもう1回挑戦してみても良いかもしれませんが、1回で充分です。

最後に

今回はグループではなく、ペアで取り組めるウォームアップゲームのご紹介をしました。

 

お絵かきゲームに関しては、準備が必要ではありますが、一度作ってしまえば、使えますので、とてもおすすめです。

 

何より、「授業がいまいち盛り上がらない。」とか、「あのクラスちょっと元気がないんだよなあ。」といった時に効果的です。

 

ぜひお試しください♪

 

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