長かった休校期間を終え、多くの自治体では、そろそろ分散登校が終わり、一斉登校がスタートしたことと思います。
休校で学校の授業が久しぶりな生徒の実態に加え、久しぶりに再開した新しいクラスメイト、もしくは新しい先生。
私たち教員も久しぶりの授業であり、そして授業開きです。
この春から先生になられた方は、周りの先生に授業を見せてもらうこともできず、いきなりの授業。
とっても緊張しますよね。
今日はそんな先生方に役にたつ記事を書いていきたいと思います。
さっそく始めていきましょう〜
予測ゲームで自己紹介を盛り上げよう。
授業開きでは、必ず「先生の自己紹介」をすると思います。
持ち上がりで全生徒をそのまま教えることになれば、細かな自己紹介は必要ないかもしれません。
そうであっても、使える方法ですが、紹介していきます。
①Guessing game(予測ゲーム)
英語は言語であることを最大限に活かせるゲームです。
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- ワークシートの例
Guessing Game
Group Number ( ) Please guess and answer these questions in your group. ①〜⑨ 1points ⑩3points ①Where is Mr./Ms. 〇〇 from? ②What food does he/she like? ③What food does he/she hate? ④What animal does he/she have? ⑤What sport does he/she play? ⑥When is his/her birthday? ⑦How years old is he/she? ⑧What is his/her favorite color? ⑨How long does he/she teach English? ⑩Free Question Your score |
これはとても盛り上がり楽しかったです。
中学1年生向けにはもう少し易し目の問題に変えてもいいかもしれません。
質問の数としては、8〜10個が適切かと思われます。
※現在はコロナ感染症要望の観点から、話合い活動の時のマスク着用、距離を保つことに加え、話合いの班の形も工夫しています。
- 話合いのグループの形の工夫
2012年6月24日(日)静岡新聞朝刊より引用(静岡新聞NIE)
コロナ感染症対策では、とにかく「対面を避ける」ということが大切だと言われています。
この「風車型グループ討論」では、対面を避けられるのに加えて、心理的圧迫からも開放されると報告されています。
また、発言の回数も増え、議論も活発になったそうです。
予測ゲームの答え合わせをしながら、自己紹介。
生徒の予測ゲームに取り組ませたら、その予測ゲームの答え合わせをする形で、自己紹介していきます。
黒板を縦にグループ数だけ分け、答えを書いていきます。
また、最後の質問は生徒に質問させます。
生徒の自己紹介の取り組ませ方
予測ゲームで先生の自己紹介を楽しく終えたら、今度は生徒の自己紹介を聞きたいですよね。
特に英語の授業ではそれが直接、話す力、聞く力に結びついていきますので、ぜひやるべきだと思います。
方法は2つあります。
①一人一人自己紹介
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発表が苦手な子がいたり(吃音やあがり症などは配慮が必要です)する場合には、このやり方ではおすすめしません。
先生がその場で全員の自己紹介を聞けるのは最大のメリットです。
②自己紹介カードに記入してからの生徒同士での交流
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生徒同士のの交流が生まれるのが最大のメリットです。
先生は一度に全員の自己紹介は聞けませんが、回収した生徒の自己紹介カードを読み、全員のことを知ることができます。
※コロナ感染症対策として、ペアワークは対面をさけ、背中合わせ、もしくは、横向きで行っています。
最後に
いかかがでしたでしょうか。
英語は「言語」なので、英語をつかって何かをすれば全てが「学習」になることがとても素晴らしいと思っています。
クイズ形式の自己紹介は本当におすすめです。
これから授業開きをされる先生方のヒントになれば幸いです。