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中学校の英語の授業開きってどうしたらいいの?

長かった休校期間を終え、多くの自治体では、そろそろ分散登校が終わり、一斉登校がスタートしたことと思います。

 

休校で学校の授業が久しぶりな生徒の実態に加え、久しぶりに再開した新しいクラスメイト、もしくは新しい先生。

 

 

悩める先生A
この状態でどうやって授業開きをしたらいいの?

 

 

悩める先生B
楽しく授業開きをして、生徒の心を惹きつけたいな〜

 

私たち教員も久しぶりの授業であり、そして授業開きです。

 

この春から先生になられた方は、周りの先生に授業を見せてもらうこともできず、いきなりの授業。

 

とっても緊張しますよね。

 

今日はそんな先生方に役にたつ記事を書いていきたいと思います。

 

さっそく始めていきましょう〜

 

予測ゲームで自己紹介を盛り上げよう。

 

授業開きでは、必ず「先生の自己紹介」をすると思います。

 

持ち上がりで全生徒をそのまま教えることになれば、細かな自己紹介は必要ないかもしれません。

 

そうであっても、使える方法ですが、紹介していきます。

 

①Guessing game(予測ゲーム)

英語は言語であることを最大限に活かせるゲームです。

  • 生徒を4人〜6人の班に分けます。
  • ワークシートに書いてある先生に関する質問をヒントなしで予想します。(知っている子はその知識を使えます。)
  • 考える時間は5〜7分程度です。(学年に応じて決めてください。)
  • 辞書や教科書をみてももちろんOK。それでも難しい場合はカタカナで書いておくように指示をします。
  • 班ごとに答えを言ってもらい、黒板に書き、答え合わせをします。
  • 1番正答率の高かった班が勝ちです。
  • ワークシートの例
  Guessing Game   

Group Number (   )

Please guess and answer these questions in your group.

①〜⑨ 1points

⑩3points

①Where is Mr./Ms. 〇〇 from?

②What food does he/she like?

③What food  does he/she hate?

④What animal does he/she have?

⑤What sport does he/she play?

⑥When is his/her birthday?

⑦How years old is he/she?

⑧What is his/her favorite color?

⑨How long does he/she teach English?

⑩Free Question

                               Your score              

 

これはとても盛り上がり楽しかったです。

 

中学1年生向けにはもう少し易し目の問題に変えてもいいかもしれません。

 

質問の数としては、8〜10個が適切かと思われます。

 

※現在はコロナ感染症要望の観点から、話合い活動の時のマスク着用、距離を保つことに加え、話合いの班の形も工夫しています。

 

  • 話合いのグループの形の工夫

20120624図.JPG

2012年6月24日(日)静岡新聞朝刊より引用(静岡新聞NIE)

 

コロナ感染症対策では、とにかく「対面を避ける」ということが大切だと言われています。

 

この「風車型グループ討論」では、対面を避けられるのに加えて、心理的圧迫からも開放されると報告されています。

 

また、発言の回数も増え、議論も活発になったそうです。

 

予測ゲームの答え合わせをしながら、自己紹介。

生徒の予測ゲームに取り組ませたら、その予測ゲームの答え合わせをする形で、自己紹介していきます。

 

黒板を縦にグループ数だけ分け、答えを書いていきます。

 

また、最後の質問は生徒に質問させます。

 

Just try. とMistakes are Okay. の精神を大事にしよう。

 

生徒の自己紹介の取り組ませ方

予測ゲームで先生の自己紹介を楽しく終えたら、今度は生徒の自己紹介を聞きたいですよね。

 

特に英語の授業ではそれが直接、話す力、聞く力に結びついていきますので、ぜひやるべきだと思います。

 

方法は2つあります。

 

①一人一人自己紹介

  • 1人ずつ、発表していくスタイルです。
  • 名前、好きな食べ物、スポーツなど、二言程度の自己紹介です。
  • 40人程度いても、10分位で終わります。

発表が苦手な子がいたり(吃音やあがり症などは配慮が必要です)する場合には、このやり方ではおすすめしません。

 

先生がその場で全員の自己紹介を聞けるのは最大のメリットです。

 

②自己紹介カードに記入してからの生徒同士での交流

  • 名前や出身地、好きなもの、呼んで欲しい名前などを記入する自己紹介カードを準備します。
  • 書き方を全員で確認しながら、生徒に記入させます。
  • 記入が終わったら、生徒はそのカードをもって、生徒同士で自己紹介をしあいます。
  • 話した人にサインをもらいます。
  • 4分で3〜4人と話すのが目標です。
  • 先生も混じり、支援をしつつ生徒の自己紹介を聞いて周ります。
  • 何も言わないといつもと同じ子と話しがちですので、初めてクラスが一緒になった人と話してみようなど、声かけをしてあげるとよいです。
  • 最後に自己紹介カードを回収します。

生徒同士のの交流が生まれるのが最大のメリットです。

 

先生は一度に全員の自己紹介は聞けませんが、回収した生徒の自己紹介カードを読み、全員のことを知ることができます。

 

※コロナ感染症対策として、ペアワークは対面をさけ、背中合わせ、もしくは、横向きで行っています。

 

最後に

いかかがでしたでしょうか。

 

英語は「言語」なので、英語をつかって何かをすれば全てが「学習」になることがとても素晴らしいと思っています。

 

クイズ形式の自己紹介は本当におすすめです。

 

これから授業開きをされる先生方のヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

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