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中学校の教員ってやっぱりすごく忙しい!?~午前編~

「中学校の教員をしてます。」というと、必ずと言っていいほど、

 

初めて行った
美容師ネコ
えー!! 大変だね。忙しいでしょ。

 

久しぶりにあったネコ
ブラックなんでしょ〜 体壊さないでね。

 

と言うような反応が帰ってきます・・・

 

結論から言います。

 

とにかく忙しいです。定時に帰ることは奇跡です。(多くの先生にとって)

 

中学校、高校は部活もありますし、、、

 

ある調査では、厚生労働省の定めている「過労死ライン」に達する”週20時間以上の残業”をして

 

いた教員がなんと約6割も占めていたそうです。

 

1日に4時間以上の残業をしていることになります。

 

私は、週2日は定時で帰ることを目標にしています。他の曜日はどんなに遅くても19時前に帰ることにしてます

(達成率80%くらいです)

※急な保護者対応や生徒指導が入る場合のあるので、その時はきちんと対応します。

 

部活は運動部ではないので、土日の出勤もありません。

 

プライムフライデーや各企業で進む”働き方改革”など、教育業界には無縁の話です。

 

誰もやらないなら何も変わらないと思い、私は”ひとり働き方改革”をはじめました。

 

職員室の雰囲気など、気にしなくて良いです。

 

そんなことより大切なものが私たちの人生にはあるのです。

 

あなたが倒れた時、職員室の先生は誰も助けてくれません。

 

若い先生が心を病んで休んだり、残業続きである日突然倒れる先生がいたり・・・

 

こうなるくらいなら、毎日無理せず、心も体も健康に働こうと思ったからです。

 

そして、何より、結婚を機に、大切な人との時間を1番に考えたいと思ったからです。

 

人生は短い。

 

大切な人との時間を削ることはしたくないです。

 

前置きが長くなりましたが、教員の1日の流れと時短術をお話ししていきます。

 

 

 

 

 

朝はできれば始業の30分前に行くべし。

教員の朝は早いです。多くの学校が8:10ごろから始業だと思います。

 

それに加え、朝練があれば7:30くらいには学校にいることになります。

 

私は、大体始業の40分前には学校に行くようにしています。

 

朝の朝会までにやることリスト

①(担任ならば)教室へ行き、黒板にコメントを書く。(最近のクラスのこと、時事ネタなど)

  提出物等の連絡もこの時に黒板に書いておくと、その後がスムーズです。

②今日1日の授業の流れを確認し、プリント類などをクラスごとにセットにしておく。
③印刷物があれば朝のうちに印刷する。
④わたしにとって①②はルーティンワークです。これらが終わって時間があれば、雑務を片付ける時間とします。

 

朝の時間をどう使うかが、残業時間を減らす鍵になると考えています。

 

遅くまで残業するくらいなら、朝早く行く方が100倍よいと個人的には考えています。

 

 

朝会が終わったらすぐに教室に行くべし。

どの学校も朝、職員室で朝会があると思います。

 

「その日に生徒に連絡する内容」や「生徒情報の共有」など、話すことが盛り沢山かもしれません。

 

ご自身が発言者の場合もあると思いますが、その朝会の時間に、生徒の連絡することをまとめ、

 

朝会が終わればすぐに教室に向かう準備をしておきます。

 

なんで早く教室にいくべきなの?
全先生方が職員室にいる時間帯は、生徒のとっては”パラダイスだからです(笑)
   好き放題、やりたい放題です。(こういうトラブルが起こりがちです。)
   多くの学校で、朝の10分は学習の時間や読書の時間になっていると思います。
   この朝の時間は「心を落ち着けて、1日の良いスタートを切るための時間」
   入学した時、新学期から刷り込んでおきます。
   そして、学級委員や図書委員、進路係、学習係、各班の班長ときちんと話をして、
   クラス全員でチャイムがなったら、朝の時間をはじめられるようにしておきます。
   少しでも早く教室にいけば、それだけ生徒の様子や変化を見ることができます。

朝の会は分かりやすい連絡と1日の目標を話すべし。

朝の会はその日の連絡と提出物の連絡、(時間があれば)先生の話という構成だと思います。

 

連絡が多いもありますが、わかりやすく、簡潔に連絡します。

 

多数の生徒の関わらない話(〇〇委員は昼休みに集まりがある、など)は該当生徒にメモで渡す

 

のが良いです。

連絡が終わったら、最近のクラスの状況と合わせて、
「今日は給食準備を早くしよう!」
「音楽の授業がとてもいいと聞いているよ。合唱祭に向けて、その調子で頑張っていこう!」
「今日は月曜日だね。今週のみんなの目標は何かな?私は、掃除を丁寧に、先週よりきれいな教室を目指したいな。」

 

など、今日1日の目標を話すことができると、生徒たちもなんとなくの毎日に指針がもてると思います。
話し方は”明るく、はっきりと、優しく”語りかけるように。
教員になってから、いろんな先生と関わる中で、話している内容よりも、話し方の方が断然大事だと思いました。
そんな題名の本が流行っていたこともありましたね。

授業には少し早めに行くべし。

朝の会が終われば、いよいよ授業です。

 

特に英語科の先生は授業がぎっしり4時間目まで詰まっていることも稀ではありません。

 

ここで朝に準備した教材セットが活きてきます。

 

係がいれば手伝ってもらいますが、いなければ自分で運びます。

 

英語の授業は小道具類がたくさん必要です。

 

そしてCDプレイヤーのセットの準備があったり、ワークシートの返却があったりと準備に時間がかかるのです。

 

また、少人数の授業を行っていれば、生徒も来るのに時間がかかったりします。

 

そうすると、貴重な授業時間が少なくなってしまいます。

 

できる限り、早めに教室に行き、チャイムで授業開始、終了を目指そう。
※英語の授業の流れについてはまた別にご紹介します。

どんなに忙しくてもトイレに行くべし、水分補給すべし。

先生は忙しいです。

 

休み時間も生徒にとっては休み時間でも先生にとっては休める時間ではありません。

 

どんなに忙しくてもトイレに行くことは絶対にしてください。

 

私は「トイレはあとでいいや。」と1日我慢したとにによって、

 

膀胱炎になりました・・・・・

 

すごくすごく辛かったです(泣)

 

教員がかかりやすい病気は?
順位が忘れてしましましたが、
   膀胱炎、精神疾患、腰のヘルニアです><
なんか、『あ〜・・・』と変に納得したのを覚えています。
なので、トイレは我慢せずに行って下さい。
そして、ずっと喋っている職業ですので、水筒、水分補給必須です。

 

最後に

つらつらと書いていたら長くなってしまいました。

 

今回はここまでにしておきます。

 

次回は「給食から放課後まで」をお話ししたい思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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