最近は仕事術など、先生方全般に共通する話題を書いてきました。
少し英語から離れていましたね。(笑)
以前、お話しした「洋楽の選曲」、「ワォームアップゲーム」の記事はお役にたったでしょう
か?
先生になりたての頃は、
英語の授業はテンション上げていこう!
先生も人間です。
落ち込むことも、元気がないときも、具合が悪い時も、大切な人と喧嘩した日もあります。
生徒の前で、それらの感情を全部隠して、いつも明るく、元気!を貫く必要はないと私は思っています。
しかし、英語に関しては別です。
私たち、英語の教員は生徒のとってみたら、「英語のプロ」です。
必ず生徒同士の交流の時間を作ろう!
先生が一方的に文法の説明をしたり、板書する授業をしてればよい時代は終わりました。
新学習指導要領が”21世紀を生き抜く力”を身に付けるためには、
対話的学習である「アクティブ・ラーニング」という言葉に「アダプティブ・ラーニング」的要素も含ませたもの。
「アダプティブ・ラーニング」は「適応学習」と訳されるようですが、
生徒一人ひとりの学習進行度や理解度、モチベーションなどに対応した「個別対応学習」と言った方がわかりやすいかも。
つまり、生徒同士での教え合いや交流ににより、生徒自らが考え「アクティブ・ラーニング」の活動に加え、
より多様化する個に対応し「アダプティブ・ラーニング」の要素を授業の中に取り入れるということだと思います。
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※ただし、グループの人数は4人まで(5人以上だと主体的に学ぶ意欲が低下する) |
※ヒントシートには、日本語訳、問題を解く際のヒントが書いてあります。
※本文の音読練習で、A:全て英語のまま(教科書と同じ) B:新出単語のみ日本語 C:全て日本語 A→B→Cとレベルが上がっていきます。日本語の部分を英語に直し、音読練習をするというスタイルです。 |
その他の工夫
授業を進める中で、ノートを書き写す速さ、ワークシートを解く速さにばらつきがあります。
特に公立学校ではそれがとても顕著だと思います。
「できない生徒に合わせるべきか。」
「できる生徒に合わせるべきか。」
みなさんはどうお考えになるでしょうか。
私は「どちらにも合わせなけらばならない。」と思っています。
できる生徒 | できない生徒 |
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その他の工夫
英語の授業は、細切れの活動がとても多いです。
1つひとつの活動に、制限時間を設けます。
タイマーがなるたびに、区切りを意識して取り組めることができます。
もし、学校にタイマーがなければ、キッチンタイマーを活用することをおすすめします。
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私もこの色違いをもっています(笑)
みなさんもお気に入りの授業の相棒、タイマーくんを見つけてみて下さい♪
最後に
”主体的・対話的な深い学び”という文言にあるように、私たち教員に求められるものがとても大きく、大変ですよね。
しかし、少しの工夫で、それを目指す授業に近づくことができていくと思っています。
私もまだ、模索中ではありますが、ここでたくさん発信できたらと思っています。
ではまた〜
わかりやすく楽しい英語の授業ってどうやって作るの?~Part1~