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中学校の英語の授業のアイディア集

最近は仕事術など、先生方全般に共通する話題を書いてきました。

 

少し英語から離れていましたね。(笑)

 

以前、お話しした「洋楽の選曲」、「ワォームアップゲーム」の記事はお役にたったでしょう

 

か?

 

 

 

先生になりたての頃は、

 

悩めるネコA
授業がなんだかもたついちゃう。
悩めるネコB
4技能をバランスよく身に着ける授業ってどうしたらいい?
という悩みでいっぱいでした。
ちょっとこちら側が準備にもたついていると、生徒たちはすぐにザワザワ・・・
それを収拾するのにもまた一苦労。
そんな日々もありました。
さて、今回は、「授業の流れ」や「授業全般に関わるアイディア」をお話ししたいと思います。
さっそくいきましょう〜♪

英語の授業はテンション上げていこう!

 

先生も人間です。

 

落ち込むことも、元気がないときも、具合が悪い時も、大切な人と喧嘩した日もあります。

 

 

生徒の前で、それらの感情を全部隠して、いつも明るく、元気!を貫く必要はないと私は思っています。

 

しかし、英語に関しては別です。

 

私たち、英語の教員は生徒のとってみたら、「英語のプロ」です。

 

 

 

 

英語の授業は別人になるべし。
もちろん、英語を話す人がみな、テンション高く、いつもあの調子で話してるわけではないことは十分承知です。
しかし、以前にも書きましたが、英語=楽しい授業というイメージで小学校から中学校へ入学してきた生徒を相手に、
私たちはALTの先生のようなテンションで授業に臨むべきなのです。
その時、クラスに対して怒っていようが、叱っている生徒がいようが、”英語の授業だけは別人”になりましょう。
よく、”教師は演者”と言われました。
教員になる前は「え〜、本当にそうなに?」と思っていました。

しかし、今は本当にその通りだと思います。

必ず生徒同士の交流の時間を作ろう!

 

先生が一方的に文法の説明をしたり、板書する授業をしてればよい時代は終わりました。

 

新学習指導要領が”21世紀を生き抜く力”を身に付けるためには、

 

 

 

 

主体的で対話的な深い学び
ができる授業を展開していくことを我々に求めています。
主体的で対話的な深い学びって具体的に?
対話的学習である「アクティブ・ラーニング」という言葉に「アダプティブ・ラーニング」的要素も含ませたもの。
「アダプティブ・ラーニング」は「適応学習」と訳されるようですが、
生徒一人ひとりの学習進行度や理解度、モチベーションなどに対応した「個別対応学習」と言った方がわかりやすいかも
つまり、生徒同士での教え合いや交流ににより、生徒自らが考え「アクティブ・ラーニング」の活動に加え、
より多様化する個に対応し「アダプティブ・ラーニング」の要素を授業の中に取り入れるということだと思います。
????
って感じでしょうか。
私も初めて聞いた時『はあ?』と思いました。
つまり、 生徒同士がコミュニケーションをを取り合うペア活動などを十分に取り入れるととともに、
様々なレベルの生徒に合わせた(生徒が自ら選択できる)ワークシートの準備などを行うことが求められているのだと思います。
生徒同士の活動(アクティブ・ラーニング)とはどんな活動?

 

※ただし、グループの人数は4人まで(5人以上だと主体的に学ぶ意欲が低下する)

多様化する個に対応する学習(アダプティブ・ラーニング)とはどのようにしたらいい?

 

  • ヒントシートの作成(最終的には全員に渡すが、いつ見るのかは生徒が自分のレベルに合わせて選べる。

※ヒントシートには、日本語訳、問題を解く際のヒントが書いてあります。

  • 本文練習シートのレベルをA,B,Cと分ける。

※本文の音読練習で、A:全て英語のまま(教科書と同じ)  B:新出単語のみ日本語  C:全て日本語 

 A→B→Cとレベルが上がっていきます日本語の部分を英語に直し、音読練習をするというスタイルです。

私は、各授業の時間に必ず、生徒同士の交流の時間を設けます。
また、生徒が自分自身でレベルの選択を行えるワークシートの作成の工夫を行っています。
よろしければ、参考になさってください!

その他の工夫

授業を進める中で、ノートを書き写す速さ、ワークシートを解く速さにばらつきがあります。

 

特に公立学校ではそれがとても顕著だと思います。

 

「できない生徒に合わせるべきか。」

 

「できる生徒に合わせるべきか。」

 

みなさんはどうお考えになるでしょうか。

 

私は「どちらにも合わせなけらばならない。」と思っています。

 

 

 

できる生徒もできない生徒も、飽きずに、満足できる授業を提供すること。
これが、今の英語の教員に求めらていることです。
先ほど申し上げた工夫に加えて、そのような授業の展開のために以下↓の工夫も参考にみてください。
全員が満足できる授業のための工夫
できる生徒 できない生徒
  • 常にその課題が終わったらの指示を出しておく。
  • ワークシートが終わったらすぐに見る。(添削)
  • ミニ先生として、添削に一緒にまわってもらう。
  • 答えを黒板にかいてもらう。
  • 例文を参考にワークシートができるように、例文をいくつか載せる。
  • 周りの仲間に聞きやすい環境を作る。
  • 黒板をみながら、手元ワークシートの取り組めるようにする。

 

 

 

 

 

 

その他の工夫

 

タイマーを必ず使う。

 

英語の授業は、細切れの活動がとても多いです。

 

1つひとつの活動に、制限時間を設けます。

 

タイマーがなるたびに、区切りを意識して取り組めることができます。

 

もし、学校にタイマーがなければ、キッチンタイマーを活用することをおすすめします。

 

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私もこの色違いをもっています(笑)

 

みなさんもお気に入りの授業の相棒、タイマーくんを見つけてみて下さい♪

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

”主体的・対話的な深い学び”という文言にあるように、私たち教員に求められるものがとても大きく、大変ですよね。

 

しかし、少しの工夫で、それを目指す授業に近づくことができていくと思っています。

 

私もまだ、模索中ではありますが、ここでたくさん発信できたらと思っています。

 

ではまた〜

 

 

わかりやすく楽しい英語の授業ってどうやって作るの?~Part1~

 

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