前回投稿した時短術ですが、多くの先生に見ていただいたようで、とても嬉しいです。
今回は前回の続きとして、その2をお届けします♪
全国の先生方が1分1秒でも早く家に帰れることを願って・・・
ローテーション道徳の導入
「ローテーション道徳」という言葉を聞いたことがある先生も多いと思います。
ざっくりいうと、その学年団それぞれの先生が十八番の題材で各クラスで授業を行うというものです。
では、詳しく説明していきましょう。
各先生の持ちネタ教材一覧
先生名 | 先生の得意な十八番道徳教材 |
A先生 | 「二通の手紙」 |
B先生 | 「償い」 |
C先生 | 「カーテンの向こう」 |
D先生 | 「伝えたいことがある」 |
ローテーション表
1組 | 2組 | 3組 | 4組 | |
1週目 | A先生「二通の手紙」 | B先生「償い」 | C先生「カーテンの向こう」 | D先生「伝えたいことがある」 |
2週目 | B先生「償い」 | C先生「カーテンの向こう」 | D先生「伝えたいことがある」 | A先生「二通の手紙」 |
3週目 | C先生「カーテンの向こう」 | D先生「伝えたいことがある」 | A先生「二通の手紙」 | B先生「償い」 |
4週目 | D先生「伝えたいことがある」 | A先生「二通の手紙」 | B先生「償い」 | C先生「カーテンの向こう」 |
ローテーション道徳のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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私は、様々な研修で、ローテーション道徳のメリットを感じています。
実際に、この試みを実践しようとローテーション表まで作りました。。。。
しかし、賛同を得ることが難しく、実現には至っておりません。
やはり、学年ごとにこのような試みをするのではなく、校長から宣言してもらい、学校統一でやるのが良いのかなと思います。
道徳に活かせる小ワザ
現在、GIGAスクール構想が勧められています。
道徳の授業でもICTの活用が求められていますよね。
これからは、生徒にはノート一冊と教科書のみで、導入から挿絵、動画、発問までを全てパワーポイントで行うことがとても効果的です。
私の学校ではすでに教室へのモニター完備が終わっています。
1人一台のタブレット端末の貸与までには至っていませんが、モニターがあるだけで断然違います。
パワーポイントで準備をしておけば、教材の印刷の手間が省け、保存も楽々です。
ぜひお試しあれ!
提出物とテストの採点の工夫
みなさんは提出物の締め切りをどのように設定していますか?
以前 | 今 |
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今は提出物の提出日を分散させています。
同日に集めていたときは早くチェックしなきゃいけないという焦りと結局2、3日ためてしまうというデメリットだらけでした。
分散することによって、以下のメリットがあります。
提出日より前に出してもOK、その分評価してあげる
やる気のある生徒が提出日よりも早くに提出物を出してくることありませんか?
提出日に担当クラス分全部点検するのは相当な労力がいるので、早く出してくれるととても助かるというのが本音ですよね(笑)
私はそれを逆に利用して、生徒には「頑張っている人はその分評価する。」と伝え、そのようなやり方をしています。
やり方
評価の方法 |
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シンプルでわかりやすいですよね。
この取り組みのよって、事前にノートを出してくれる生徒が3〜4割いるので、当日とても助かっています。
ただ、この取り組みをするには、余裕をもってテスト範囲を終わらせてあげることが大前提です。
採点の工夫
テストの採点はどのようにしていますか?
私もいろいろな先生のやり方からこのやり方を聞くまでは、1枚1枚最初から最後まで丸つけしていました。
しかし、これは非効率だと気づいたのです。
効率的なやり方をご紹介します。
テスト採点のコツ |
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このやり方だと、1クラスあたり30分くらい早く採点が終わりました。
ぜひやってみてください。
最後に
今日も様々な時短テクニックについてお話ししました。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ実践されてみてください!