中学校の先生はとても忙しいですよね。
小学校の先生に比べると、空き時間があるから時間があるのでは?と思われがちですが、部活指導があったり、空き時間も教科や学校の状況によって変わってしまいます。
私は、1日1時間空きがあれば良い方です。
そして、中学校の先生といえば、「残業100時間は当たり前。」、「教員といえば、ブラック!」、「休憩時間なし!」というイメージが定着してしまっています。
私も3年目くらいまでは12時間以上学校にいることが多くありました。
今は10時間以内に収めることができていますが、やはり定時退勤を目指したいところです。
今回は、私が勤務中に心がけている時短術をご紹介します!
ではさっそく始めていきましょう♪
提出物のチェックは朝一、その場で!
みなさんの学校では、提出物のチェック(同意確認書や保護者会出欠など)はどなたが行うことになっていますか?
私の学校では、もちろん担任の仕事となっています。
(副担の先生がチェックしてくれるとありがたいな〜なんて思いつつ・・・・笑)
提出物の確認って、結構時間が取られるのですよね。
なので、私は締め切り日にチェックするのではなく、出してくれた子からどんどんとチェックしていきます。
空き時間は貴重ですので、登校したらすぐに提出物BOXを作って、そこに入れてもらい、名簿にチェックします。
この方法を試すことで、提出日の提出忘れが減りました。
生徒にも先生にも嬉しいおすすめの技です。
委員会・係、1人一つの役割をフルに活かすこと
みなさんの学校では、学級の生徒たちに、1人一役の役割はありますか?
多くの学校がそうだと思いますが、私の学校もそうです。
「1人委員会もしくは係の役割をもつこと。」と決められています。
これは、集団の帰属意識や自己有用感を高める方法の一つとして有効だとされています。
学級オリジナルの係を作ってみても面白いかもしれません。
先生が、「こんな係があると(先生が)楽になるな〜」という仕事を作ってしまってもよいのです。
委員会や係が決定したら、きちんと機能していることを定期的に確認することが大切です。
今のクラスでは、1学期に配布係が5人ほどいたのですが、5人いると人任せにして、全然機能していませんでした。
毎回のように私に「配布係、配布棚に配布物が残っていたよ。」と言われる始末でした。
2学期は1学期の反省を活かし、曜日ごとに担当を決めるようにしました。
それからは、忘れることなく配布係が機能し、責任をもって取り組んでくれるようになり、とても助かっています。
また、係や委員会がきちんと行われているかは、学級会や班長会、個人の役割を振り返るワークシートへの記入などを通して、把握するようにします。
所見は締め切りの1ヶ月前から
先生の頭を悩ませる”所見”。
道徳の所見の記入も加わり、担任の先生の負担が本当に増えています。
私は嫌なことを先延ばしにしてもいいことはないと学んだので、とにかく早く取り掛かるようにしました。
このやり方でやるようになってから、学校1所見を出すのが早いです。
締め切り前日で20人くらい書くために遅くまで残っている先生がいますが、ナンセンスだな〜と思ってみています。
1ヶ月前だろうが、前日だろうが、所見の内容はさほど変わらないと思います。
普段から、
そうすれば、所見もすぐにかけてしまいます!
本当におすすめです。
出席簿は週末、月末に必ず締めること
みなさんは出席簿をまとめて、月末とかに締めますか?
私は飽きっぽいので、同じ作業を大量に繰り返すことが本当に苦手なのです。
日頃からコツコツ積み重ねるのは得意なので、この方法で何年も過ごしています。
最後に
いかかでしたでしょか。
5年間の中での気づきをまとめてみました。
まだまだ改善すべきところはたくさんあるかと思うので、これからも「働き方改革」に力をいれていきたいと思います。